スポーツ選手やモデル・芸能人らが始めたことで一般に知れ渡り人気となったレーシック手術ですが、最近のレーシック手術人気はどうなのか気になりますね。
そこで今のレーシック手術の現状や、最近流行りのICL治療について詳しくみていきましょう!
目次
現在レーシック手術の症例数は減っているって本当?
2002年にレーシック手術が厚生労働省により認可されましたが、最初はスポーツ選手などごく一部の人のみが行っており、一般にはまだまだ普及していませんでした。
その後少しずつ一般に知れ渡るようになり、またレーシック手術を取り扱う医療機関も増えてきたことも重なり、レーシック手術が人気となり症例数も一気に増加しました。
2008年には症例数45万件と最大のピークを向かえましたが、それ以降は少しずつ減り始め、2014年には5万件までに激減し現在も症例数は減少しているとされています。
レーシック手術症例数が減った原因とは?
レーシック手術の症例数が激減した原因として挙げられるのが、「レーシック集団感染事件」です。
当時はメディアなどで大きく取り上げられていたので、レーシック手術に興味がない人でも聞いたことがある人は多いのではないでしょか。
ある医療機関でレーシック手術を受けた複数の人が感染性の角膜炎に集団感染した事件ですが、これはレーシック手術自体が問題で起こったのではありません。
レーシック手術は日本だけでも数多くの症例があり安全性も高く、その有効性は論文などでも実証されている安全な手術です。
この集団感染事件は、手術に使用する器具などのずさんな衛生管理が問題で起こったものです。
しかし報道などで大きく取り上げられたことから、「レーシック=危険」というイメージが世間一般に焼きついてしまい、レーシック症例数の減少にも関係していると言われています。
眼科医は実際のところレーシック手術を受けているの?
眼科医=眼鏡というイメージがあるためか、「眼科医はレーシック手術を受けない」という噂があるようですがこれはあくまで噂で、実際にレーシック手術を受けている眼科医はいます。
特に視力回復手術を専門に行うクリニックでは、レーシックなどで視力回復している眼科医やスタッフが多いようです。
医師やスタッフなど実際に体験した人の声を直接聞けるのは心強いですね。
ホームページなどでレーシック手術経験者と紹介してあるクリニックも多いので、気になる方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
現在は永久眼内コンタクトレンズ(ICL)の治療が人気?
今まではレーシックが代表的な視力矯正手術でしたが、医療技術やレーザー機器の進歩により、レーシック以外の視力矯正手術も注目されています。
その中で人気なのがICL(永久眼内コンタクトレンズ)です。
レーシック手術は角膜を削ることで屈折度を変化させ視力を矯正しますが、ICLは角膜を削らずに、眼内に特殊なレンズを入れ視力を矯正します。
目の中にコンタクトレンズを埋め込んでいるような状態と言えばわかりやすいのではないでしょうか。
レーシックは角膜が薄い人や強度近視の人にとっては適応外だったり、手術ができても術後に誤差が生じたり・ドライアイ・近視再発などの問題がありました。
しかしICLは角膜を削らないため、角膜が薄い人や強度近視の人など、従来のレーシックが難しかった人にも対応できるのが特徴です。
ICLの歴史
ICLは最近で始めた視力矯正の新しい手術方法と思っている人も多いと思いますが、実は意外にも古い歴史を持ちます。
ICLは1980年代頃から試験的に行われ、欧州では1997年・米国では2005年に承認され治療が開始されています。
日本はというと、2003年頃に治験が始まり2010年に厚生労働省からその有効性と安全性が認められて認可され、一般に広まるようになりました。
当初は虹彩に穴を開ける必要がありましたが、2014年にレンズに穴が開いているホールICLが認可されたことで、虹彩に穴を開ける必要がなくなりより便利になりました。
ICLの相場価格
現在人気のICLですが、気になるのがその料金です。
レーシック手術同様、視力回復手術は病気ではないので保険診療の対象にはならず、自由診療扱いとなります。
現在のレーシックの相場はだいたい両眼で7万円~40万円ぐらいになっています。
7万円と40万円では大きな差がありますが、クリニックごとに料金が設定でき、術式なども違うためバラツキがあるのは仕方ありません。
一方のICLの相場はだいたい両眼で40万円~80万円ぐらいとなっていて、レーシックに比べると料金は高くなっています。
保険適用外にはなりますが加入している生命保険によっては、手術給付金の対象となることがあるので、加入保険会社に確認しておきましょう。
また医療費控除の対象にもなるので、領収書は捨てずに保管しておきましょう。
ICLでオススメの眼科クリニック(品川近視クリニック)
症例数125万件以上!世界トップクラスの実績を誇る眼科です。
立地 | 東京(有楽町)・名古屋・大阪・福岡・札幌 |
手術費用 (両眼) | 税込46万円 (月々4500円~) |
保証制度 | 最大3年保証 |
診療日・時間 | 年中無休 10:00~20:00 |
品川近視クリニックは、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の全国に5店舗構える屈折矯正を専門とした大手クリニックです。
2019年にはICLの国内最多症例数クリニックとして、眼内レンズを製造・販売しているスター・ジャパンに表彰されている確かな実績を持っています。
品川近視クリニックのICL料金表
乱視の有無 | 近視度数 | ICL費用(両目税込) |
---|---|---|
乱視なし | -5D未満 | 46.0万円 |
乱視なし | -5D以上 | 46.0万円 |
乱視あり | -5D未満 | 56.0万円 |
乱視あり | -5D以上 | 56.0万円 |
※片目のみの場合は半額料金になります
※ICLのみ乱視用レンズの場合は追加で10万円かかります
品川近視クリニックICL手術の特徴
品川近視クリニックではICLとフェイキックIOLの手術が受けられます。
ICLは虹彩と水晶体の間に眼内コンタクトレンズを挿入する後房型レンズになりますが、フェイキックIOLは一般的に角膜と虹彩の間に挿入する前房型レンズになり、固定する位置が違います。
ICLとフェイキックIOLの手術の特徴などについて詳しく見ていきましょう。
ICL
レンズの中心に小さな穴が開いたホールICLを使用しているので、手術後合併症の一つでもあった白内障のリスクが軽減されます。
またレンズは生体適合性の高い素材を使用したものになっているので、異物として認識されにくく安定性と安全性に優れています。
ICLの保証期間は3年になります。
フェイキックIOL
ICLのようにレンズを折り曲げて挿入することができないため、強角膜の切開創はICLよりも少し大きくなりますが、強度近視や強度乱視の人に適した手術法になります。
ICLは乱視用レンズの場合は追加で10万円必要ですが、フェイキックIOLの場合は乱視用レンズも無料で対応しています。
こちらも保証期間は3年になっています。
品川近視クリニック適応検査料金
品川近視クリニックでは、ICL・フェイキックIOLともに適応検査が無料なので、適応しているかどうかの検査が手軽に受けやすくなっています。
興味はあるけれど、適応検査を受けるかどうか迷っている・とりあえず内容を詳しく知りたいなどという人は、無料のメール相談や無料資料請求も行っているので、まずはお気軽に問い合わせてみることをおすすめします。
ICLでオススメの眼科クリニック(新宿近視クリニック)
最近はレーシックよりもICL(眼内永久コンタクトレンズ)治療に力を入れています。
立地 | 東京(新宿) |
手術費用 (両眼) | 46~53万円程度 (月々4300円~) |
保証制度 | 最大3年保証 |
診療日・時間 | 年中無休 10:00~19:00 |
新宿近視クリニックは様々な種類の屈折矯正手術を行っている、国内大手の視力回復専門クリニックです。
術後検診の平均術後視力が1.51、ICLの症例数が約1,900件と高い実績を誇っているのも新宿近視クリニックの特徴です。
またレーシックの再手術は5%ですが、ICLの場合はレンズ入れ替え・位置調整・追加矯正含めても1%未満と優れた結果を残しています。
その他、痛みを極限まで減らす工夫や、術後の目の赤みを最小限に抑える取り組みなど、患者目線に立った診療を行っているクリニックです。
新宿近視クリニックのICL料金表
乱視の有無 | 近視度数 | ICL費用(両目税込) |
---|---|---|
乱視なし | -5D未満 | 46.0万円 |
乱視なし | -5D以上 | 53.7万円 |
乱視あり | -5D未満 | 56.0万円 |
乱視あり | -5D以上 | 63.7万円 |
新宿近視クリニックICL手術の特徴
新宿近視クリニックのICL手術について詳しく説明します。
ICL(眼内コンタクトレンズ)
レンズ中心部に0.36mmの小さな穴が開いているホールICLを使用することで、目の中を流れる房水の流れがスムーズになり、術後合併症の一つでもある緑内障のリスクが軽減します。
またレンズの大きさはそのままで光学部が大きく設計されたEVO+ICLを採用しているので、ハローグレアが少なくなり夜間の見え方の質の向上にも繋がっています。
保証期間は3年なので、術後も安心できますね。
新宿近視クリニック適応検査料金
新宿近視クリニックでもICLの適応検査は無料で行っています。
無料検査と聞くと簡易検査程度と思うかもしれませんが、国家資格を持つ眼科検査員が10項目以上の詳細検査を行っていくので安心して検査を受けることができます。
適応検査は要予約になりますが、その他にも無料でメール相談や資料請求にも対応しているので、忙しく通えないという人はまずはそちらを利用してみてはいかがでしょうか。