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レーシック手術後にコンタクトレンズって使えるの??
「おしゃれのためにカラーコンタクトをしたい」
「もし視力が落ちたら普通にコンタクトを使える?」
とレーシック手術を受けた後のコンタクトレンズの使用について疑問に思っている方も多いのではないのでしょうか?
先に答えを言いますと、レーシック手術を受けた後はコンタクトレンズは使っても問題ない場合とそうでない場合があります。
どういう場合に使えて、どういう場合に使ってはいけないのかと、同時にその諸注意も一緒に見ていきましょう♪
人によってレーシック手術後にはコンタクトレンズが使えない場合もある
引用:コンタクトレンズとは?
上の画像をご覧ください。
ご覧の通り、コンタクトレンズの図となっておりますが、注目していただきたいのは「ベースカーブ(BC)」です。
このベースカーブは目の表面は丸くカーブしているのでそれに合わせるようにコンタクトレンズ自体もカーブしています。
しかし、レーシック手術をした後だとどうでしょう?
引用:眼科治療ナビ
上手のようにレーシック手術では目の本来丸みを帯びている部分を平らに削ります。
したがって、もし、平らな部分が大きかった場合はコンタクトレンズがフィットせず全く使えないということもあるようです。
その、平らな部分の大きさはというと、角膜を削る量によっても変わってきます。
心配な場合は医師に術後にコンタクトがきちんと使えるかどうか確認・相談してみてはいかがでしょう?
レーシック後にコンタクトレンズ着用可能かどうかは種類にもよる
前章では全く使えない場合もあると書きましたが、そのようなケースは実際は少ないようです。
コンタクトレンズが装用できるかどうかというのは、コンタクトの種類によって違ってくる場合があります。
というわけで、ここでは、それぞれの場合を見ていきましょう。
たいていの場合、ソフトコンタクトレンズなら着用可!
たいていの場合はソフトコンタクトレンズなら普通に使えるようです。
ただし、選ぶときはなるべく、酸素透過性の高いコンタクトレンズを選ぶようにしましょう。
コンタクトレンズをつけるとどうしても裸眼の場合と比べて、酸素がなかなか角膜に供給できなくなります。
(特にソフトコンタクトレンズはハードと比べると酸素供給量が少ないです)
角膜も呼吸をしており、酸素を必要とするのですが、うまく酸素を届けられないと細菌が湧いてしまったり、角膜の細胞が死んでしまう原因となります。
角膜の細胞が死ぬと角膜が必然的に薄くなってしまいます。
ハードコンタクトレンズは少しきびしいことも
先ほども述べましたが、レーシック手術は角膜の表面を平らに形を変える手術です。
したがって、ハードコンタクトレンズの場合は目と形が合わないということが起こりえます。
ソフトコンタクトレンズの場合だと名前の通り「ソフト」なのでコンタクトが変形して目にフィットできるのですが、「ハード」だとそれが難しいわけですね。
カラコンも基本的にはつけれる!
カラーコンタクトレンズですが、こちらも先ほどと同様、ソフトコンタクトレンズならほぼ問題なく使えるでしょう。
また、ソフトコンタクトレンズで述べたのと同様にできるだけ酸素透過率の高いものを選ぶのがよいでしょう。
ただし、中にはレーシックを受けた後、裸眼だとよく見えるのに、カラーコンタクトを付けた瞬間に見え方がおかしくなったという例もあるようです。
レーシック手術後にコンタクトレンズを使用する際の注意
コンタクトレンズをレーシック後に使用する際、いくつか注意しておかなければならない点があります。
それらを見ていきましょう。
ドライアイの場合は注意が必要
ドライアイの方はコンタクトの使用には注意が必要かもしれません。
そもそも、レーシックでは角膜を削る際に目にうるおいを持たせる役割の細胞も削るため、レーシック後すぐはドライアイになりがちです。
(これらの細胞は再生されるので時間がたてばドライアイは戻る場合がほとんどのようです。)
コンタクトレンズをつけると、つけていない場合よりも目が乾燥しやすくなります。
したがって、もともとドライアイの方がつけるとさらに状況が悪化するかもしれません。
これらは、目のダメージにもつながることもあります。
コンタクトレンズが使えるのはレーシック手術後のどれくらいから?
皆さん気になるのは、結局コンタクトを使うとして、いつぐらいから使ってもいいのか?ということだと思います。
答えとしては、だいたい手術後1か月してからのようです。
1か月が経つまでは、まだ視力が安定していなかったり、また合併症などを引き起こす可能性もあるので、コンタクトは控えておいたほうがよさそうです。
コンタクトレンズの使用ルールをしっかり守る
稀に、1dayのコンタクトを数日にわたって使用したり、消毒をおこたったりする人もいるようですが、手入れなどはしっかりするようにしましょう。
これらは目の感染症につながったり、細菌の繁殖をひきおこす原因となります。
コンタクトレンズを使用する場合はまず医師に相談を
まとめとしては、手術後1か月後くらいからならコンタクトレンズは使用可能、
ソフトコンタクトレンズならたいていの場合使えるということです。
ただし、くれぐれも自分の判断で勝手にコンタクトレンズを着用するのは控えるようにしてください。
必ず医師に診てもらって、目にやさしく安全なコンタクトレンズを選ぶようにしましょう。